越境鉄道の橋梁、広軌と狭軌の駅、技術施設などのインフラを24ヵ月以内に完成させる計画であり、6月15日に建設工事を開始する。
同プロジェクトの実施により、石炭輸出量が8300万トンから1億6500万トンに増加し、年間輸出収入が15億ドル増加する見込みである。また、モンゴルの一人当たり国内総生産が1万ドルに達すると期待されている。更に、輸送コストが2~2.5分の1に削減され、輸出能力が3000万トン上昇し、輸送収入が3億ドル上昇すると見込まれている。加えて、新たに常設雇用が200人分、臨時雇用が800人分創出され、地域の発展と雇用促進の原動力になる。
Gashuunsukait-Gantsmod検問所を結ぶ越境鉄道は全長32.6キロで、第1等級の鉄道規格に基づき、広軌(1520mm)と狭軌(1435mm)の複線で構成される。主要路線の長さが19.5キロで、高さ8~31メートルの橋梁が設置される。広軌で年間3000万トン、狭軌で年間1000万トンの貨物輸送が可能である。
情報源:Montsame通信