新国際空港の作業過程について、民間航空局のD.Erdenebaatar空港政策・調査部長にインタビューした。
―新国際空港は、初期計画より遅れて建設されている。遅れの原因は?
―追加借款契約で建設されている建物が終わっていない。また、以前の借款で建設した建物を国家委員会が受け取る過程で現れたミス、不足、違反を直している。これに時間がかかった。
―どの程度の違反があったか?
―1400近くの違反、ミス、不足があった。これらを直す作業を現段階で98%履行した。
―道路の作業はいつ終わるか?11月に操業開始する計画だ。間に合うか?
―11月8日に開始すると見ている。飛行機を受け入れる建物、施設、設備はすべて整った。道路作業は中国の無償援助で建設している。道路は11月に建設し終わる見込みだ。
―モンゴルの道路は概して質が悪い。質、スタンダードでどれほど気を付けているか?
―高速道路向けで6車線の道路を建設している。中央県のターミナルから全32キロメートルの道路はモンゴルで初のものだ。現段階で70~80%が完成した。中国のエンジニア、技術者らが監査し作業しているため、もちろんスタンダード、基準を満たした道路になると信じている。高速道路ができれば、市内から20~30分で空港まで行ける。
―新国際空港の初期計画で、衛星都市を建設すると言っていた。これは行われているか?
―3万2千世帯の衛星都市の都市図、案を作っている。我々は現在のところ、国民に職場を提供している。2000近くの作業員が働いている。
―新国際空港の作業を担当する日本・モンゴル合同会社を作ることになった。契約、協定はどんな段階か?
―モンゴル政府は49%を、日本側が51%を占めた合同コンソーシアムを結成する。モンゴル側から国有政策・調整局が49%を占めることになった。日本側から三菱、JAL,JALLUX社の合同コンソーシアムが参加している。
情報元:Ikon.mn