上海協力機構の第18回首脳総会中、開催された「モンゴル・ロシア・中国首脳会談」でロシアのプーチン大統領が下記のとおりスピーチを行った。
  • モンゴル・ロシア・中国の首脳会談で多面的協力事業について話し合っていることに満足している。2016年に制定した「経済回廊建設プログラム」に実施に向けて努力もしており、産業、投資、最新技術等の分野で優先的に実施する案件を決めている。
  • 3カ国は輸送インフラ開発で協力しており、去年、中国→モンゴル→ロシア→ヨーロッパ方面のコンテナ輸送量は2.7倍増量、2018年第1四半期に4倍増量となった。
  • モンゴル横断鉄道及び関連鉄道についても更新する予定。2030年までの鉄道更新案件を作成中。2018~2020年に260百万USDを融資する。2016年、輸送業における政府間条約を調印。ロシア側が去年、承認済み。皆様も近々承認すると期待している。
  • モンゴル側からロシア・中国間の石油輸送パイプライン、ガス輸送パイプラインをモンゴル領土経由で建設する要請を表明。基本的に我々が賛成している。ただし、詳細なFSを作成すべき。
  • 最後に2019年6月にキルギスタンで開催される上海協力機構加盟国首脳会談中、3カ国の首脳会談を行う提案の賛成していることを表明したい。
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