開発銀行の承認資本金を増額するため、以下の措置が実施される。
  • 開発銀行の発行資本は、額面価格10万MNTの普通株式600万株と、額面価格10万MNTの優先株式900万株を追加で発行する
  • 新たに発行される1兆5000億MNTの株を、Erdenes Mongol国営有限会社傘下の法人に移管することを決定した。
開発銀行の取締役会は、本決議に基づき発行された株式を同開発銀行の財務収益性に応じて、関係法令に従い段階的に買い戻すことをも決定した。
開発銀行の自己資本比率は2024年時点で9.46%であった。承認資本金を1兆5000億MNT増額することで、この割合は45.49%に増加する。不良債権も昨年の57.38%から27.4%に減少すると予測されている。
 開発銀行のZ.Natantuya専務理事は、「政府は開発銀行の認可資本を15億MNT増額した。これにより、債務と債権が大幅に削減された。財務指標が改善したことで、新たな資金調達の機会が生まれた。国内外の市場で証券を発行する予定だ。
 1兆2000億MNTの債権を決済した。さらに、7000億~8000億MNTの不良債権がある。これらをパッケージ化し、流通市場で売却する予定だ」と述べた。
 開発銀行はBagakhangai〜Khushgiin Khundii(新空港)支線鉄道に100%の融資は行わない、シンジケート債は国内銀行5行と提携して発行される。
この鉄道の総費用は1兆3000億MNTだ。同行は国内の5つの銀行と協力して融資を提供する。そして、年末に開発銀行が融資を返済する予定。それまでは、開発銀行には債券を発行する十分な時間がある。同氏は、Bagakhangai~Khushgiin Khundii(新空港)支線鉄道は5~8年で投資コストを回収できると予測。

情報源:gogo.mn