モンゴル中銀の資産は前年から約3.5兆MNT増加した。監査報告書によると、モンゴル中銀は2024年に3062億MNTの純利益を計上した。
　報告書では、前年の1154億MNTの損失と比較して収益性の改善が強調されている。中央銀行の累積赤字は昨年末時点で7兆4000億MNTに達した。資産総額は29.1兆MNTで、前年より約3.5兆MNT増加した。また、2024年の純利息費用は前年より1150億MNT減少し、5848億MNTに達する見込みだ。また、金および貴金属の取引利益は3,366億MNTに達し、前年比3.5倍に増加した。さらに、外国為替取引により482億MNTの損失を被った。その他の管理運営費は1164億MNTで、前年から約50％増加した。これには給与と紙幣印刷コストの大幅な増加が含まれる。

情報源：Bloomberg