このプロジェクトの主な目的は、モンゴルの再生可能エネルギー資源を効率的に活用し、生産されたクリーンエネルギーを中国などの市場に輸出し、国内のエネルギー信頼性を高め、モンゴルの炭素排出量の削減に貢献することだ。
T.Dorjkhand副首相兼国家エネルギー改革委員会委員長は「モンゴルは、再生可能エネルギーの膨大な潜在力を最大限に活用するための歴史的な一歩を踏み出した。クリーンエネルギーの輸出を増やし、地域のグリーン開発に貢献し、新たな経済機会を開拓することを目指している」と述べた。
UPC Renewables Asia Pacific のAndrew John Sutherland社長は「この提携により、Dornogobi県の世界クラスの風力資源を活用し、中国に輸出するとともに、信頼性が高く競争力のある価格のクリーンエネルギーを提供することで、モンゴルの中央エネルギーシステムの信頼性を高めることができる。モンゴルへの国際投資を誘致し、持続可能な産業発展に貢献できるよう、引き続き尽力していく」と述べた。
このプロジェクトの枠組み以内で,再生可能エネルギー施設の一部の部品をモンゴル国内で製造する,プロジェクトの建設と試運転のための技能訓練を提供するためのトレーニングセンターを設立することを目指している。
情報源:副首相府