英国政府の輸出信用機関UKEFは、財務および法律顧問とともに、世界的に有名な銀行8行に「提案依頼書」(RFP)を送り、そのうち世界的に有名な銀行5行がウランバートル地下鉄プロジェクトの主要資金提供者および手配者となるための関心表明(EoI)を提出した。
提出された提案を比較検討し、選定されたJP Morgan Chase Bankと14日間交渉した後、昨日4月15日に契約が締結され、同銀行がウランバートル地下鉄プロジェクトの主幹融資代理人兼コーディネーターに任命された
JP Morgan Chase Bankは、当社のプロジェクトチーム、コンサルタント、UKEFと協力し、今後数か月間、首都に財政的な負担をかけない最適なプロジェクト資金調達スキームを作成し、ウランバートル地下鉄プロジェクト資金の85%を国際的な資金源から動員・組織し、プロジェクトの実施と返済期間中の財務監視と調整を行うために協力する。
この融資は当初英国政府の輸出信用機関によって保証され,地下鉄が運行開始するまでは返済不要,運行開始後は15年間の低金利で安定した融資となる.融資の主な条件は,商品の20%をイギリスから購入することである。
ウランバートル地下鉄プロジェクトでは、この要件の範囲内で英国から地下鉄車両や電気・機械設備を購入する可能性を検討されている。ちなみに、地下鉄は1863年にロンドンで初めて建設され、イギリスは地下鉄関連の技術において世界初の経験と先進性を持つ国である。
情報源:itoim.mn