モンゴル政府はOyu Tolgoiの投資契約について、締結前にTurquoise Hill ResourcesとEntree Resourcesが2004年に利益分配及び協力契約を締結し、2つの重要な鉱区のライセンスを自分のものにしていた。
 カナダに登録されているEntree ResourcesのShivee tolgoi、Javkhlant鉱区にOyu Tolgoiの鉱床埋蔵銅の24%、金の42%、銀の29%、モリブデンの94%が含まれている。
 政府がこの2つの鉱区のライセンスをOyu Tolgoiへ委譲すれば、Entree Resourcesと締結した契約により国際仲裁裁判所の決定に従い、税金、手数料を支払うことになる。理由は国際仲裁裁判所が2004年の契約を締結した後、移譲することを許可したのだ。
 モンゴル政府のOyu Tolgoi投資契約の前の出来事、つまり2つの会社間でおこなわれた契約のため、この2つの鉱区は我々が知る2008年の投資契約に盛り込まれていなかった。そのため、Oyu Tolgoiに委譲される2つのライセンスに34%を政府が所有する問題が新規に取り上げられている。こうしてこのOyu Tolgoiの投資契約を取り上げるかといった内容に、政府は新規投資契約をおこなうという立場である。Oyu Tolgoiの投資契約に起きた間違いを繰り返さないチャンスになると言った希望になるかもしれない。
 

情報源:eguur.mn