モンゴル政府は国際市場で総額21億USDの債券を発行した。債券保有者の構造を見ると、米国企業のBlackRockが全体の22.1%で最大のシェアを保有しており、Goldman Sachs(18.2%)、UBS(13.5%)、Royal Bank of Canada(13.4%)などの投資銀行がそれぞれ10%以上を保有している。
 過去1か月間の国債利回りの上昇は、国際投資環境の不確実性が高まり、投資家がリスクが高いとされるモンゴル国債を売り始めていることを示している。
 しかし、政府が外貨準備高の増加の一環としてState銀行と預金保険公社が保有する国債の売買を発表した後、債券利回りは急上昇し始めた。例えば、2028年に満期を迎えるHunnu債の利回りは2月以降約40ベーシスポイント上昇し、水曜日以降は16ベーシスポイント上昇している。

情報源:Bloomberg