Kh.Battulga大統領、ロシアプーチン大統領の共同提案により“モンゴル・ロシア構想-2018”フォーラムが6月6~7日にかけてウランバートルで開催。Kh.Battulga大統領からの挨拶スピーチ概要は下記のとおり。
  • ロシアとの友好関係、協力事業を安定的に促進させることは、我が国の外交政策の優先的な方針であり、現在、交流を経済面で深化させることが主な目的だ。
  • まず、両国の貿易総取引を増額すると共に、輸出入の不均衡を解消する必要がある。両国の貿易、投資における協力事業はまだまだ不十分である。ロシアと協力し、大規模開発案件を起こしたい。ロシアの投資、技術を導入し食肉工場、皮製品工場を開発し“ユーロアジア経済連合”の基準を満たした製品を輸出する可能性はある。
  • 大規模な市場を持つロシアと中国の間に存在していることは、内陸国の短所を乗り越える機会だ。「モンゴル - ロシア - 中国経済回廊建設計画」を集中的に実施するつもりであるロシアと中国は、2020年までに貿易総取引を2千億USDまで引き上げる方針で努力している。この貿易を「モンゴル - ロシア - 中国経済回廊」をで行えば、3カ国の権益に合う。「モンゴル - ロシア - 中国経済回廊建設計画」のFS作成、資金調達方法の選定において3カ国の機関が努力している。
  • 現在、談話レベルのままである「モンゴル - ロシア - 中国経済回廊建設計画」の実施を早めたい。モンゴルは必要な措置をとる。
  • - ロシア - 中国経済回廊建設計画」を本格的に促進させるため、協力事業のメカニズムを改善させると共に、首脳会談を続けることが重要だ。数日後に開催される上海協力機構首脳会談中、モンゴル・ロシア・中国の第3回首脳会談が行われる。
情報元:大統領府