近年、鉱業分野でクリティカルミネラルと言う用語ができ、国々が重要だと見なした鉱物を名付けている。アメリカは全35の鉱物資源をクリティカルミネラルリストに入れた。
アメリカは短中期のクリティカルミネラル、エネルギー分野のクリティカルミネラルなどと分類した。
Erdenes Mongol社が8種類の鉱物資源を重要だと見なすと発表している。銅、リチウム、コバルト、ニッケルなど重要だとされた鉱物資源が、新しい経済に主要な義務を果たす。また、レアメタルを海外はクリティカルミネラルとしている。
アメリカが近い将来重要だとする鉱物資源はジシプロシウム、リチウム、ランタンレアメタル、プラチナ、鋼鉄、ニッケル、アルミだ。
このうちいくつかはアメリカにないため、アメリカは他の国から安価に購入し、供給を途切れることなく提供するために今から準備している。アメリカ、欧州連合など先進諸国のクリティカルミネラルリストに銅が入った。このため銅が石油の代わりに最も需要があり、最も高価な金属になる可能性がある。
G.Namchinsuren産業鉱物資源省鉱物資源政策局長は「政府が実施する14のメガプロジェクトの半分は我が省が管轄している。このうち2つのプロジェクトの契約を締結した。フランスと共同実施するウラン案件を開始させるために、国会で3つの法律、政府が多くの決議を承認した。現在、株主及び鉱床利用契約を締結する。
我々は鉱物資源法案を外国の良い例を調査し作成している。国会の春季閣議で協議する。5月に公開協議をする。探査ライセンスを入札で与える規則を法務内務省が法律規則の公式文書に登録した。我々は間もなく実験をおこない、探査ライセンスを与え始める。モンゴルにとってどれがクリティカルミネラル資源なのかということを、我々は発表する必要があるということに私は賛成だ。また、この分野でどの国とどのように協力するかも、決定する必要がある」と述べた。
Khalzan Buregttei案件のA.Tsolmon社長が「我々が採掘を開始するのが近づいたため、政府からの支援を希望している。放射線の基礎調査を専門機関が行うのは正しいだろうか。我々は近3年の間、この案件に投資した。案件を次の段階に引き上げるために、投資が必要だ。温かくなったら掘削を始める」と述べた。
モンゴルの鉱業分野は石炭、銅といった2つの鉱物資源から多くの収入を得ている、しかし、石炭価格は昨年から下がり始めた。このスペースを2028年からウランの輸出が補う。レアメタルを採掘し加工して、日本、韓国、ヨーロッパ諸国に販売する。そのためにこの案件がモンゴルの鉱業分野に“虹となり”、2つの隣国に依存している経済の脆弱な状態を減らすメリットがある。モンゴルのように海に出口のない国にレアメタルの輸出は政治、経済の大きな意義がある。このため対外政策とも切っても切れない関係がある。
会議参加者らはモンゴルがクリティカルミネラル資源の分野を発展させるために、何よりも合法的環境を整えるのが正しいと言うことに同意した。これによりモンゴルはクリティカルミネラル資源の供給国になる可能性があるということだ。
情報源:gogo.mn