会談の際、ロシアとモンゴル両国の鉄道、航空、そして自動車輸送分野における協力、貨物および旅客輸送分野で適用される運賃について話し合った。
具体的には、Ulaanbaatar Railway合弁会社の鉄道輸送運賃の引き上げについて、ロシアの代表団からの提案に対し、B.Delgersaikhan大臣は、モンゴルの経済は鉱業・採掘業分野の輸出に大きく依存している。しかし、世界市場で鉱物資源や原材料の価格が下落し始めており、その下落がどれくらい続くかはわからない。モンゴルのような小さな市場を持つ発展途上国において、鉄道輸送運賃の引き上げは、経済や輸出業者にとって大きな負担となる。したがって、Ulaanbaatar Railway合弁会社による鉄道輸送運賃の引き上げは、モンゴルの経済状況、国民の生活水準、企業の健全な運営とのバランスを取る必要がある。鉄道輸送運賃の引き上げではなく、逆に引き下げることを再度慎重に検討するよう提案した。
情報源：Montsame通信
