モンゴルのU.Khurelsukh大統領の招待で、日本の第126代徳仁天皇陛下と雅子皇后が、2025年7月上旬にモンゴルを公式訪問する予定である。
　同訪問は、徳仁天皇と雅子皇后のモンゴルで行う初の公式訪問である。
　この公式訪問は民主主義の共通価値観を持つモンゴルと日本の「平和と繁栄のための特別な戦略的パートナーシップ」を深め、「人間中心」関係、協力を強化するのに貴重な貢献をする歴史的意義がある。
　モンゴルのU.Khurelsukh大統領は2019年に首相だった際に、徳仁天皇の天皇即位の儀に参列していた。U.Khurelsukh大統領はBolortsetseg大統領夫人と共にモンゴル・日本外交関係樹立50周年記念の枠組みで、2022年に日本を公式訪問し、天皇皇后両陛下に謁見した。また、NHKコンサートホールで馬頭琴楽団の記念講演を共に鑑賞し、親しい信頼関係を強化した。
　U.Khurelsukh大統領のこの歴史的訪問で、モンゴル・日本関係を「平和と繁栄のための特別戦略的パートナーシップ」の段階に引き上げ、政治、安全保障、経済、貿易、投資の協力、「人間中心」の開発、国民間の相互交流、世界的な共通の地球規模の問題の協力と言った4つの基本方針で積極的に協力することになった。
　この訪問で関係、協力の今後50年間の基礎を明確にし、国家としての古い歴史を持つ両国の友好関係の礎となった国民間の友好、親善を強化した。
 
情報源：Itoim.mn