- 質問:あなたは大統領府の法令により設置された水素製造の開発作業グループの責任者に任命された。近い将来、水素エネルギーが利用できるようになるのでしょうか?
- 回答:2022年に、モンゴル大統領の主導により、水素とその副産物の開発と生産を目的とした、官民が参加する20人以上の作業部会が設立された。ここには科学者、政府関係者、民間部門がいる。モンゴルは水素製造の動向や今後の展開を把握するため、2022年から日本の調査コンサルティング会社Unico International社と連携して研究を進めている。予備的な実現可能性調査は、昨年 9 月に受領した。この実現可能性調査により、水素に未来があることが明確になった。インフラストラクチャの使用はまだ普及していない。25万トンのメタノールを生産するための予備的な実現可能性調査が完了した。これは、将来的に水素に移行するための一歩に過ぎない。
- 質問:どれくらいの投資が必要か?
- 回答:産業技術としては非常に高価だ。しかし、モンゴルはワンストップ政策を通じて大胆に発展しなければならない。一般的に、予備的な実現可能性調査では、25万トンのメタノールを生産するには約2億5000万ドルの投資が必要であると見積もられている。さらに、二酸化炭素の回収、貯蔵、埋設を含むこの作業には約1億3000万ドルが費やされる予定だ。
- 質問:どうやってこれだけのお金を集めるのか?
- 回答:まず、ウランバートルの大気汚染を減らすために、メタノールを生産する必要がある。現在、このプロジェクトの詳細な実現可能性調査は、Setekという中国の大手エンジニアリング会社によって実施される予定だ。当社は世界的に有名な石炭ガス化ボイラーの技術特許を保有しており、さらに改良を重ねている。当社は詳細な実現可能性調査を実施するためにSetek Groupと契約を締結した。Aduunchuluun炭田は石炭生産の潜在性が高いことが判明した。最近まで、多くの繰り返し実験が行われてきた。詳細な実現可能性調査は来年5月に完了する予定だ。しかし、2億5000万ドルの投資の資金調達を決定することも困難だ。プロジェクトが官民連携の準備が整えば、国際市場からの投資の問題は解決できる。私たちの主な目標は、ウランバートルの大気汚染を減らすことだ。
情報源:dnn.mn