在モンゴルインドA.M.Gotsurve大使に製油所プロジェクトなどについてインタビューしたところ概要は下記のとおり。
  • インドが資金提供したモンゴルのエネルギー安全保障と工業化を高めるための製油所プロジェクトが成功裡に実施され、第一段階が完了し、2026年から2027年に石油が市場に供給される予定である。このプロジェクトは雇用を創出し、地域発展を支援する。
  • また、インドは「Atal Bihari Vajpain情報技術、通信およびアウトソーシング・センター」を設立しており、このセンターは人工知能、サイバーセキュリティ、その他の先進技術の分野で年間800人のモンゴル人学生を訓練する予定である。これら 2 つの取り組みはモンゴルの将来の発展において重要な役割を果たすでしょう。」
  • インドはモンゴルから原料炭、銅,金,クリティカルミネラルを購入することに関心を持っているが,輸送と物流の問題が困難となっている.これを解決するために,インド鉄鋼省とモンゴル道路交通省との間で作業部会が設立され,起こり得る障害と機会を特定するために試験的に原料炭を輸送することが計画されている。
  • インド企業は、Mining Week & MinePro-2024カンファレンス中にモンゴルへの投資に関心を表明した。これまでそのような協力について話し合うことはできなかったが、原料炭の分野で協力が確立すれば、将来的には多くの機会が生まれるだろう。
  • 石油産業プロジェクトコストは複雑なプロジェクトであり、新型コロナウイルスのパンデミックによりしばらく遅れていた。これらの課題にもかかわらず、このプロジェクトは商業的に実行可能であり、順調に進行している。
 
情報源:Mongolianminingjournal