中国で鉄鋼の需要が弱いことに変わりがないが、中国の原料炭輸入が高く上昇している。10月に中国は13億8千万米ドルで996万トンの原料炭を輸入したのは、前年同期より24.8%上昇した指標になっただけでなく、前年10月の指標と比較すれば史上高水準になったとSXCoalの統計が示している。
 先月中国の原料炭の全輸入の40%をモンゴルが供給し、ロシア(26%)、アメリカ(13%)、オーストラリア(13%)といった国々が続いた。モンゴルがこの期間に393万トンの石炭を供給したのは、年平均で6.8%の上昇で、月平均で4.6%の減少の指標になった。しかし、価格は他の主張供給者より最も安く、1トン112.4USDの平均価格で販売したのは、前年同期より14.6米ドルで下の価格だ。
  しかし、ライバル諸国の指標を見れば、オーストラリアの10月の供給は前年より247%急増し、133万トンで、アメリカの111%上昇し134万トン、ロシアの28.5%上昇し256万トンに達した。
 ロシアは今後、海運、鉄道で中国へ輸出する石炭輸出を急増させる用意ができていることを、ロシアのAleksandr Novak副首相が両国の協力フォーラムの際に述べたことを、TACCエージェンシーが発表した。
 
情報源:Bloomberg