Fitch Ratingsは、香港証券取引所に上場しているMongolian Mining Corporationの信用格付けを「B+」に格上げした。ただし、見通しは「安定」のままだった。また、2026年満期の同社社債の格付けが「B」から「B+」に引き上げられた。
 Fitch Ratingsは、モンゴルの議会選挙の結果を受けて、政治的不確実性が減少したと考えている。これにより、直面する規制リスクは安定したと述べられている。
Fitch Ratingsによると、石炭市場価格の下落により、Mongolian Mining Corporationの税引き前利益率は2024年から2027年にかけて減少する見通しだ。ただし、その割合は 40%を以上と考えられる。Fitch Ratingsは、石炭がモンゴル証券取引所での電子取引されており、これが同社の顧客基盤の拡大に貢献したと報じた。 9月現在、Mongolian Mining Corporationの収入の約50%は石炭の電子取引で占められている。

情報源:Bloomberg