面会の冒頭、Ts.Baatarkhuu大臣は、連立政府の14メガプロジェクトのうち、2つがデジタル開発、イノベーション、通信分野に関連していると強調し、ビッグデータや人工知能に関する法的環境を整備する作業部会が活動していると述べた。また、国民認証システムDANの改善と安全性の確保に関して、欧州復興開発銀行の勧告に感謝している。政府機関は、HURおよびDANシステムを活用して、国民や企業に対するサービスの提供、情報の共有、紙書類の排除などを目指している。ドローン専用のテストエリアを設置する。また、今後、デジタル開発・イノベーション・通信省はデジタル経済を構築し、電子署名の利用を普及させるため「E-sign Client」プログラムの開発プロジェクトに欧州復興開発銀行と協力する意向を示した。
これに対し、Hannes A. Takacs欧州復興開発銀行の在モンゴル代表者は、モンゴルにおけるデジタル経済の加速に直面している課題と機会を特定するために助言し、技術支援の第二段階を開始する準備ができていると表明し、モンゴルとデータセンターの設立、サイバーセキュリティの確保に協力可能だと語った。
面会の最後にTS.Baatarkhuu大臣がモンゴルのスタートアップ企業を支援する共同投資ファンドを設立する意向を強調したと、デジタル開発・イノベーション・通信省が報じた。
情報源:Montsame通信