中国の李強首相が上海協力機構のハイレベル会談の枠組みで、首相らとおこなった会談の際に、ロシア、モンゴルと3者が関係を深める意見を出したことについて、同国のマスコミが発表した。
 近年、この3か国はより接近し、2023年に北京でモンゴル国大統領を迎える前に、中国の習近平国家主席がモスクワを訪問し、今年は中国とモンゴル両国がロシアのプーチン大統領に対してレッドカーペットを広げた。
 Xinhua通信の情報では、中国のナンバー2である李強首相が「ロシアとモンゴル両国と相互信用を高め、関係性を強化し、3者が協力を深めるのに中国は用意ができている」と述べた。
 モンゴルは中国が率いるユーロアジア安全保障機構である上海協力機構の加盟国ではなく、2004年以降オブザーバーの立場で参加していたが、中国は小さい隣国をこの連合に入ることを説得し続けていた。
 天然資源が豊かで海に出口のないモンゴルは、鉱山、重工業で投資を約束したアメリカと関係を改善させることを試みている。しかし、ハーグにある国際犯罪裁判所がプーチンを逮捕する決定を無視し、ウランバートルがプーチンを受け入れる決定を出したことにワシントンは批判した。
 モンゴルはロシアのヤマル地方から中国へ毎年500㎥の天然ガスを輸送する目的で巨大パイプを建設する計画である。中国の李強首相はロシアのMisushtin首相と別の会談をする際に中国がロシアと貿易、エネルギーの関係を強化するのに用意ができていると述べた。
 
情報源:Reuters通信