Eg川水力発電所建設に関連し行われる自然環境評価の共同ワーキングチームが、作業を開始したと、自然環境・気候変動省が発表した。
 S.Odontuya国会議員・自然環境・気候変動大臣がロシアのA.A.Kozlov天然資源・エコロジー大臣の招待で、モスクワ市で活動している。
 S.Odontuya大臣は同国の科学アカデミーのG.Ya.Krasnikov理事長及びA.A.Kozlov天然資源・エコロジー大臣らが率いる行政、化学の代表らと今月9日に会談し、滞っていた問題が解決に至った。
 バイカル湖は世界的淡水資源の20%を占めていて、ここに集まっている全水の50%をセレンゲ川が占めているため、水資源マネージメント、利用は両国のみの問題ではないため、共同で解決する必要がある。
 そのため、Eg川に建設すると計画していたEg川水力発電所案件がバイカル湖に与える影響、自然環境への影響の評価を両国の科学アカデミーの学術研究者らが共同で実施するために、調査作業を早急に開始させることで合意し、作業規則、作業計画、担当者、期間を詳細に定めることで合意した。
 調査作業を両国の科学アカデミーが共同で実施するのは、国境の水問題で科学的決定を使用している具体的なモデルになると見なし、自然環境のすべての問題を気候変動の過程、影響と結びつけて解決することが重要性だと、双方が同意して述べた。
 モンゴルとロシアは行政及び学術機関の共同会談を継続していて、詳細計画を出して承認するために活動している。
 
情報源:Ikon.mn