• Ts.Tuvaan産業・鉱業大臣:
  1. 政府の行動計画に含まれる14の巨大プロジェクトのうち、6つは産業・鉱物資源分野のものである。この作業は銅精錬所から始まる。Erdenet Mining Corporationを拠点とする銅精錬所の開設に取り組んでいる。ここで必要な人材、インフラ、原材料が存在している。銅精錬所の開発に必要なインフラの90% 以上が完了した。本プロジェクトの枠組み以内にパイロットプラントを中国側と協力し建設する予定
  2. また,Oyu Tolgoiプロジェクトの枠組みで,銅精錬プラント建設プロジェクトを開始すると期待している。
  3. 銅のロイヤルティを採掘者、精錬者に関して平等とする予定。
  4. 2024年以内にBadrakh Energy社と投資協定を締結する。政府の2024~2028年の行動計画には、原子力発電所建設のための基礎研究を実施するという目標が盛り込まれている。
  5. 現在、有効な採掘ライセンスの面積はモンゴル領土の1.2%である。今年、地質探査と探査ライセンスに関する決定は下さる。
  6. 石油精製プロジェクトは2017年から実施されている。プラントが稼働すると、国内から原油を供給する必要がある。Mining Week-イベント開幕日(2024.10.02)に合わせて、Petro Matad社が石油採掘を開始した。
  7. 金精錬プラントを建設し、国内で採掘される金の約70%を精製する予定。
  • D.Dorjkhand副首相:
  1. スピーチの中で、政府の100日間で達成されるべき成果、エネルギー改革、優遇税制を紹介した。同氏は、エネルギー部門を改革するという政府の決定は下されており、それは大胆に実施されると強調した。
  • モンゴル地質学会のT.Munkhbat会長:
  1. 現在、1:50000縮尺マッピング作業は国土の47%のみで実施されている。産業・鉱物資源省はこれを50%に引き上げようとしている。
  2. 過去2年間、探鉱ライセンスは電子的な選考プロセスを通じて発行されてきたが、専門企業はあまり参加していない。なぜなら、対象とされた鉱区は投資家にとって魅力的ではないからだ。省庁は地質学者と相談していない。
  3. 鉱山は 10~15 年の探査期間を経て開山される。鉱業に先駆けるべき地質探査が衰退している現在、国土の70%は保護されており、地質活動は禁止されている。将来的に重要な鉱物を利用する方針があるのであれば、政府はその方向での地質探査研究の活性化に留意すべきである。

情報源:mininginsight.mn