U.Khurelsukh大統領の招請により、To Lamベトナム大統領兼共産党事務総長がモンゴルを国賓訪問した。同訪問の際、モンゴルとベトナムとの間で包括的パートナーシップ関係を構築するための共同宣言が発表された。
  • 政治的協力の強化:両側は、あらゆるレベルでの相互訪問や代表者の交流を増加させ、国民間の親密な関係を拡大させるために政策的支持を行うことに合意した。また、両国の省庁や他の政府機関、さらに首都や地方自治体の間の協力に向けた新たなメカニズムを構築する可能性を検討することを決定した。
  • 防衛・法執行における協力拡大:両大統領は、安全保障および防衛分野の協力における最近の進展を高く評価し、あらゆるレベルで代表者の交流、会合、対話を定期的に実施することに合意した。
  • 貿易、経済、投資における実質的な協力拡大:両大統領は、経済における実質的で有効な包括的協力を発展させ、両国間の経済協力メカニズムを定期的に実施することの重要性を強調した。その中で貿易、経済、科学、技術の協力メカニズムである政府間委員会の定期的な会合を開催することに合意した。
  • 農業、科学、技術、道路、輸送、文化、スポーツ、観光、教育、労働、自然環境、社会保障の各分野での実質的な協力強化:ベトナム側は、気候変動悪影響を緩和するためのモンゴルの措置、砂漠化対策、モンゴルの草原、砂漠、乾燥地域の森林化、自然環境保護に向けた努力を高く評価した。特に、モンゴル大統領が発案した「10億本の植林」全国運動を高く評価し、モンゴルの土壌に適した樹木を植林するための調査を予定されたエリアで実施することに合意した。
  • 国際協力および地域協力の拡大:両国は、テロリズム、越境犯罪、気候変動など従来と異なる脅威に対処するための協力拡大に注力することを決定した。

情報源:Montsame通信