ウランバートル市のUlaanchuluut、Tsagaan Davaa、Moringiin Davaaの3つの廃棄物処分場で、年間40万トン以上の廃棄物が処理されている。廃棄物の11.4%がリサイクルされ、残りの88.6%は埋め立てによって処分されている。埋め立て処分は大量のメタンガスを排出し、環境に悪影響を及ぼす。
Kh.Nyambaatar首都知事兼ウランバートル市市長は、2026年から、廃棄物を埋め立てずに焼却し、エネルギーを生み出すと同時に、残った灰や残渣で歩道タイルを製造する取り組みが可能になると強調した。
 廃棄物を焼却してエネルギーを生み出すために、Tsagaan Davaa、Moringiin Davaaの廃棄物処分場にそれぞれ24MWト電力を生成できる焼却施設を、政府と民間企業のパートナーシップにより建設する予定である。契約は今年の年末に締結される予定である。また、欧州復興開発銀行(EBRD)と共同で固形廃棄物をリサイクルして建材とするプロジェクトが進行中である強調した。さらに、韓国と共同でUlaanchuluut廃棄物処分場にガス焼却施設を建設するプロジェクトの協議をしている。廃棄物を焼却してエネルギーを生み出し、リサイクルして建材を製造するため、市民や企業が廃棄物を適切に分類し、分別する必要があると報じた。

情報源:News.mn