Baganuur社は、2024~2028年に実施予定のプロジェクトとプログラムを紹介した。
具体的に、中部地域の上昇するニーズに応え、企業競争力を向上させ、石炭採掘力を向上させる事業実施により、石炭採掘力は800万トンに上昇する可能性がある。
また、石炭化学プラントのプロジェクトもある。石炭を活用し、ハイテクに基づいた自然環境に悪影響の少ないモデル生産を開発する。エネルギー、固体燃料および液体燃料、工業用化学製品の生産により、経済的利益を増大させることを計画している。
プロジェクトの一環として、2026年に石炭化学プラントの第1フェーズを開始し、年間50万トンの石炭のガス化と合成により、メタノールを生産する。それにより、合成ガス・ベースの家庭用燃料およびガス燃料(硫黄フリーで、無臭で、環境に優しい輸入代替品)を30万トン生産する。石炭化学プラントの第2フェーズを2027年に開始し、年間250万トンの石炭から50万トンのメタノール・ベースのポリプロピレン(プラスチック原料)と19万㌧のガソリンを生産する。更に、Baganuur発電所プロジェクトが実施され、戦略的に重要な鉱床、中部地域、東部地域、南部地域向けに新たな電源が創設され、システムが動作する。これにより、2026~2030年に中部地域のエネルギー・システムの消費量が増加し、300件の新しい雇用が創出され、南部地域の戦略的に重要な鉱床や産業プロジェクトのための電力源創出が可能になる。
熱、電気、エネルギーを組み合わせて生成し、2x200 MWの出力を有する2つのブロックの最大熱エネルギー量は143Gcal/hである。

情報源:Montsame通信