法的環境の改善によりウランバートル市が海外市場から資金を調達することが可能になった。この結果、Selbe副都心を拠点に、12,000戸の住宅、社会建築物、歩道、自転車道、緑地施設を備えた複合地区の建設が計画されている。海外市場から資金を調達して建設工事を行うことで、低コストかつ長期の施工が可能となる。
 これに関連して、N.Manduul市長第一副官は本日、外資系銀行、金融、投資ファンドの代表者らと会談した。会議では、Selbe副都心プロジェクト内で行われる建設工事が提示され、意見交換が行われた。
 N.Manduul市長第一副官は、「我々は海外市場から資金を調達し、ゲル地区を住宅化する計画を立てている。この取り組みに関連して、我々は昨年の春以来、外国投資家との会合を継続的に開催してきた。外国人投資家は、あらゆるプロジェクトが自然や社会にとって重要であることに注目している。このプロジェクトによりゲル地区の12000世帯に住宅を提供されることになる。その分、煙突の数を減らすことができ、大気汚染や土壌汚染を減らすことができる。Selbe副中心プロジェクトの枠組みの中で実施される作業は、社会にとって非常に重要だ。したがって、投資家は我々のプロジェクトに興味を持ち、支援している」と述べた。
 中国のInvestment BankのBen Van理事長は、「本日、我々はウランバートル市長第一副官と会い、ウランバートルの建設と投資問題について話し合った。また、我々はSelbe副都心プロジェクトを視察した。このプロジェクトにより交通渋滞が緩和され、大気汚染が軽減されるため、我々はこれをグリーンプロジェクトとみなしている。したがって、我々にとってグリーンプロジェクトに投資するのは嬉しいことだ」と述べた。

情報源:Itoim.mn