モンゴル経済省のI.Javkhlan事務局長は、2024年8月22~23日にインドのBigMintが主催の第4回石炭市場展望フォーラムに参加し、石炭市場と証券取引所の石炭取引について説明し、インドへの石炭輸出の可能性についての議論に参加した。
インドはGDPで世界第5位、鉄鋼生産量で世界第2位にランクされ、2024年には1億4,400万トンの鉄鋼を生産し、2030年までにこの数字は47%増加すると予想されている。BigMintによると、同国の原料炭消費量は2030年までに50%増の1億1,700万トンに達すると予想されており、その95%を輸入する必要があるという。
 2023年にインドが輸入した原料炭7,000万トンのうち、オーストラリアが55%、ロシアが21%、米国が11%、カナダが4%、インドネシアが4%、モザンビークが2%を供給した。同国は、輸入石炭の価格と量を安定させ、輸入国への依存を減らすために、モンゴルから石炭を輸入する機会を積極的に模索している。
 フォーラム中、モンゴル証券取引所は取引所を通じた原料炭購入の可能性、取引後の輸送条件、「新再生政策」の枠組みの中で実施されている国境検問所改善プロジェクト、鉄道開発プロジェクトなどを提示した。

情報源:gogo.mn