モンゴル運輸仲介業者協会によると8月19日時点で、天津港には約5100個のモンゴル行きコンテナが在留されている。今月1日から19日までに計26本の列車が天津からモンゴルへ出た。コンテナは天津に到着してから平均90〜120日後にモンゴルに出荷されている。輸入貨物の約50%は日本と韓国からの輸入車だという。
この問題を緩和するために、緊急貨物は最初にウランバートルに送られ、残りは税関管理区域で荷降ろしされているとモンゴル運輸仲介業者協会のN.Enkhsaikhan理事長は述べた。
昨年の春から港にコンテナが在留されている。当局は、モンゴル行きの列車の本数の減少と中古車の輸入の増加が原因であると報告した。
 さらに、モンゴル運輸仲介業者協会会長は、上記の他にモンゴル側の貨物を受け取る鉄道能力、ターミナル、ロジステックが影響を与えていると強調した。この問題は、天津からウランバートルまでの輸送の物流問題を完全に解決することで解決される。このために、中国と交渉し、ドライ・ポートを設立する必要性を強調した。
 Monlogistics WorldwideのI.Tsogbayar社長はBloombergのインタビューで、この状況はすぐには解決されず、年末まで続くと予想される」と述べた。

情報源:Bloomberg