T.Dorjkhand副首相は、政府が計画しているエネルギー改革を実行するために、料金改革を実施し、実質的なコストで損失がなくなる水準まで引き上げる計画であると述べた。
 エネルギー規制委員会の委員長は記者会見で、電気と熱エネルギーの料金は実質的なコストに達しておらず、エネルギー部門は2024年に2,740億MNTの赤字で運営されるだろうと強調した。
 中期的には国有企業を再編し、公開会社化する。モンゴルには再生可能エネルギー資源が豊富にあるため、副首相は、将来的にエネルギー輸出国となるために、長期的にこの方向で政策を調整すると述べた。同氏はまた、エネルギー改革は連立政府の次期4カ年計画に含まれる10を超える巨大プロジェクトの実施の基礎であると強調した。
 さらに、各省の活動と新復興政策を調整するために小委員会が設立され、同委員会はエネルギー改革、巨大プロジェクト、料金改定を担当することになる。
エネルギー規制委員会は、2023年のモンゴルのエネルギー消費量の77.7%が国内生産による110億キロワット時、22.3%が輸入によるものだった。

情報源:Bloomberg