会談の際、双方は、両国の協力関係の積極的な発展に満足の意を表し、包括的戦略的パートナーシップを政治、経済、教育、文化、人道関係に基づき、さらに強化させるために努力すると指摘した。
L.Oyun-Erdene首相は、今年6月、国会総選挙が順調に実施されたことを指摘し、モンゴル人民党は、野党第1党の民主党と野党第2党の国家労働党と共同で連立内閣を設立した。同事項が、モンゴルとロシアの包括的戦略的パートナーシップの強化、協力の伝統と勢いの維持に重要であると強調した。また、同会談の際、双方は「石油及び石油製品の貿易に関するモンゴル政府とロシア政府の間の協定」案件に関する協議を近い将来に最終決定し、協定締結に取り組んでいることに満足感を示した。
双方は、今年12月までのモンゴル・ユーラシア経済連合(EEU)間の暫定自由貿易協定締結、第3火力発電所の増設の活性化、「Eg川水力発電所」プロジェクト実施の枠内でのモンゴル・ロシア共同調査団の設立、ロシアに留学するモンゴル人学生のクォータ設定、必須職業リストの作成などについて意見を交換した。
その他、両国の鉱業、エネルギー、道路、運輸部門における協力を拡大し、貿易・経済協力に実質的な成果をあげることで合意した。
情報源:Montsame通信