モンゴル経済フォーラムが政府庁舎で開催された。同フォーラムのゲストとして参加したモンゴル欧州会議所会員兼外国投資作業団団長兼法学者であるDaniel Mahoney氏 インタビューした概要は下記のとおり。
  • Q:経済フォーラムでモンゴル首相は外国投資家と積極的に協力することを述べた。モンゴルは外国投資を呼び込むために何をすべきであろうか。
 
  • A:私は、新しい首相の発表を歓迎する。モンゴルには外国投資法とそれに関連する法律がある。その法律を施行することが必要である。新たに構成された国会と内閣は、この点に注意を払う必要がある。現時点では、モンゴルで外国投資に関連するコストが高い。税金が高い。税制改革は難しいものではない。重要なことは、外国投資政策の最適化と明確化である。そうすれば投資は都市にも地方にも流入する。この場合、民間企業のための空間が重要である。政策が明確  あれば、民間企業は自ら実施することができる。
 
  • Q:2017年の経済成長と好調な投資時期と比較すれば、現時点で、モンゴルへの大きな投資はOyu Tolgoiプロジェクト以外にないと誰もが話している。この点に関して何を推奨するか。
 
  • A:率直に言って、モンゴルに第2のOyu Tolgoi鉱山が必要である。そのために、多くの探査が必要である。しかし実際には、探査ライセンスが不足している。政府がこの点に留意することが期待されている。国内外の投資に関して民間企業が資本を投資し、リスクを負担すれば良い。あるいは株式市場で資金を集め、投資することも可能である。Oyu Tolgoi鉱山の場合、投資契約に政治家が影響を及ぼしてきた。契約はそのたびに変わり続けた。この場合、政治的解決策ではなく、経済的解決策が必要である。
 
情報源:Montsame通信