国家統計委員会によると、2024年5月時点でウランバートルの新築住宅価格は前年同期比11.9%上昇し、平方メートル当たりの価格は400万MNTを超えた。
新築住宅価格を地区別に見ると、バヤンゴル地区とハンオール地区が1平方メートル当たり410万MNTで最も高い。また,中古住宅の価格は新築住宅の価格と同水準に達してきている.具体的には,中古住宅の1平方メートル当たりの平均価格は390万MNTが,スフバートル地区では中古住宅の価格が最も高く462万MNTとなっている。
 今後、新築・中古住宅の価格は上昇する傾向にある。これは、5月の国富基金法により、政府がErdenes Mongol公社の収入5,000億MNTを貯蓄基金に放出し、国民に住宅ローンを提供することを決定したためである。この決定により,モンゴル中銀と商業銀行の資金を合わせて,年間合計1.2兆MNTが住宅ローンに費やされ,1万世帯が住宅ローンを受ける機会が開かれた。この決定後、商業銀行で停止・保留中の住宅ローンは最初から処理されると報じられた。これに伴い,市場では新築・中古住宅の需要が高まり、価格が上昇し続けている。

情報源:Itoim.mn