Erdenes Tavan Tolgoi社のJ.Ganbat政府全権代表者へのインタビュー概要は下記のとおり。
  • 今日の時点で、モンゴルは3,100万トン以上の石炭を輸出している。これは前年同期に比2,000万トン以上の増加だ。その内、40%以上をErdenes Tavan Tolgoi社が単独で輸出した。モンゴルは今年、7000万トンの石炭を輸出する計画だ。今、3,120万トンの石炭が輸出されており、今年の計画を達成する可能性が十分にある。
  • 収入面では、前年同期に比べて減少している。これは事前と違って、良質な石炭だけを選んで販売していないためである。つまり、強粘結炭、弱粘結炭とエネルギー炭の3種類の石炭を同時に輸出しているのだ。強粘結炭の価格は最も高い。弱粘結炭とエネルギー炭の価格は低い。同社は、採掘されたあらゆる種類の石炭を販売する方針をとっている。また、取引所を通じた販売も影響を及ぼした。取引所は最も透明性が高いため、収入が増加し効率性が上がっている。
  • 政府は検問所の通過能力の拡大化に注意を払っているため、それに応じて輸出量が増加する可能性は十分にある。 2023年にモンゴルは約7000万トンの石炭を輸出した。今年は石炭7,000万トンの目標が設定されている。来年、8,000万トンというように毎年増加していくということで、検問所の通過能力と調整した計算となっている。
  • 現時点で、中国の市場で原料の輸入量、価格が減少する情報はない。毎年の4~5月に石炭価格は減少している。今年は、去年より10~20%低下した。今、回復しつつある。もう一方、輸出量が増加している。モンゴル産の鉱産物は中国に十分な需要がある。
 
情報源:News.mn