ロシアのプーチン大統領が中国の習近平国家主席の招待で行っている公式訪問の初日に、両国が多くの分野で関係、協力を拡大させることについて共同声明を出した。
 例えば、両国は石油、天然ガス、液化ガス、石炭などのエネルギー以外の分野で“市場の規則で”協力することを発表した。また、ロシアと中国の企業がエネルギーの巨大案件を共同実施し、再生可能エネルギー、酸素、二酸化炭素の市場で協力を拡大する合意に至ったと共同声明で述べた。
 しかし、長く話されているモンゴル国領土を通るシベリアパワー2天然ガスパイプ案件を進めることについては何も発表がなかった。ロシア・アジアビジネス委員会のMaksim Kuznetsov会長は、この案件を実施するのに双方の間で話し合い合意する必要がある多くの問題がある。この案件はロシアと中国のエネルギー供与国重要な意義があるが、双方の間に解決すべき多くの問題がある。料金及び案件の他の条件に合意するのに困難がある。また、この案件に双方がそれぞれどの程度の投資をするかという問題が明らかでないままである。この案件は近いうちに最終化し合意する見込みがないと」と述べた。プーチン大統領、習近平国家主席はエネルギーの他、銀行、金融分野で協力を拡大させるために合意したことを共同声明で述べた。

情報源:Ikon.mn