Erdenes Mongol国営企業のS.Narantsogt社長は、この計画は国家政策の主な目標の枠組みの中で作成された。中期戦略計画の主原料として石炭と銅が挙げられている。昨年、鉱業部門から国家予算に集められた収入の58.6%がErdenes Mongol国営企業の子会社らによって生み出された。たとえば、石炭収入の 73%、銅精鉱の59%を占めた。将来的には、石炭と銅に加えて、Selenge県のKhutul石灰鉱床、Sukhbaatar県のNaranリチウム鉱床、Umnugobi県のJonshtレアアース鉱床、Dornod県のMardaiウラン鉱床が経済循環される予定である。 これに関連して、政府からの支援を得られるよう取り組んでいると述べた。新たに承認された国富基金法案に伴い国家予算による探査で確認された戦略的重要鉱床を民間企業と協力し開発する場合、34%を無償で所有し、民間企業による地質調査で確認された戦略的重要鉱床の34%を有償で所有することが可能になった。同社は、2040年まで貯蓄基金に集中すると収入(Erdenes MongolにOTプロジェクト、Zuuvch Ovooウラン鉱床を加えて計算)を下記のとおり予測した。
- 2035年からOyu Tolgoiプロジェクトからの収入が本格的に増加する
- 2037年にOyu Tolgoiプロジェクトだけの収入4兆MNT(約10億ドル)
- Erdenes Mongolだけで2040年までに30.9兆MNT(約9128億ドル)を貯蓄基金に集中させる。
情報源:mining.mn