モンゴル鉱業協会のエグゼクティブディレクターであるG.Erdenetuya氏が、国際投資家会議(PDAC)(カナダ探査開発者協会)のエグゼクティブディレクターであるLisa MacDonald氏とカナダ鉱業協会の政策・プログラムディレクターのGeoff Keelin氏と会談し、二国間関係を拡大することについて意見交換を行い、モンゴルにおける持続可能な鉱業及びTSM規格の導入について合意に達した。
来年10月にモンゴルで開催されるMining Week-2024イベント中に、カナダのTSM(Towards Sustainable Mining)規格が承認される予定だ。本件についてモンゴル商工会議所のエグゼクティブディレクターであるG.Erdenetuya氏にインタビューしたところ、要約は下記のとおり。
  • カナダ鉱業協会はTSM規格を制定し、2004 年から国際的に導入した。 これは、鉱床の地質調査から鉱山の閉山に至るまでのすべての活動に対する責任の指標として理解できる。この規格の正式な導入により、モンゴルの主要プロジェクトは ISO 準拠の国際SG 証明書の取得に近づく。TSM規格は、社会および環境評価の34の指標を含む9つのプロトコルを報告し、その結果は資格のある外部組織によって 3 年ごとにレビューされる。これを提供することでその企業が投資家に好印象を与え、環境・社会・経済面で認知されるなど、多くのメリットがある。モンゴル協会として、正式な TSM規格の権利を取得するには、7 つの要件を満たす必要がある。この要件は、10月に開催されるMining Week-2024イベントまでに満たされる。 我が国にはチャンスがある。責任ある鉱業コードの実装に成功した過去の経験に基づいて、上記の要件を適切に満たすことができると思っている。
情報源:mining.mn