ウランバートル市で実施されるインフラ開発プロジェクトの情報は下記のとおり。
 
ウランバートルサブセンター開発プログラム
  • プロジェクト名:ウランバートルサブセンター開発プログラム
  • 実施者:ウランバートル市役所
  • 事業地:ウランバートル市
  • 資金調達及び事業実施財源の計画:国際債券発行により約10億米ドルを調達する
  • 同プロジェクトを実施する必要性
  1. ウランバートルの人口の約 60% がゲル集落に住んでおり、家庭に基本的なインフラがない
  2. 大気汚染の 80% は、住宅地の排気ガスと汚れが原因
  3. 世界で最も暖房期間が長いウランバートルの人口の約60%には熱供給がない
  4. ウランバートルには10万以上の穴便所が存在し、土壌と地下水の汚染要因となっている
  5. ゲル集落に政府および社会サービス、雇用、ビジネスの市場環境は限られている
プロジェクト概要:上記問題を解決するために下記開発プログラムを実施する予定
  1. 1つのセンターの都市から6つのセンターを持つ都市へ:ウランバートルでは1つのセンターしかないため、交通渋滞、人口密度の上昇などの問題が益々悪化している。この問題を軽減するため、バランスのとれた発展を図るために6つのサブセンターを計画(2009年以降調査が実施)
  • インフラ開発に伴って建設工事が進み、市民は所有土地をビジネス循環に入れることによって社会インフラが提供される。
  • 新しいサブセンターはビジネスを行うのに有利な条件を整備し、商業およびサービス市場の拡大により新たな雇用が創出され、その結果、10 万人以上の国民が各サブセンターから恩恵を受けることになる
  • 道路の拡張・改築と配管工事を実施することにより、ウランバートル市のゲル集落のイメージを根本的に変える
  • ゲル集落に住んでいる市民が直接関与し、自由に意見を表明し、団結し、相互利益のために協力する
プロジェクトにより期待される主な効果:
  • 大気汚染問題が軽減
  • ウランバートル中心部の負荷が軽減
  • 都市の外側に都市の中心部のように住む
Selbeサッブセンターの建設事業 https://itoim.mn/a/2024/04/29/society/rmu 
  • 6.7km 道路
  • 5.3km 電気接続 https://itoim.mn/a/2024/04/29/society/rmu 
  • 9.97km 熱供給
  • 19.78km 水道および排水道
  • 2.4km 洪水防止ダム水路
  • 3.01ha 都市整備
  • 150名と 240名の子供を収容できる 2つの幼稚園
  • 1000m3のプール
  • 3つの橋 24m、30m、60m
  • 熱供給プラント
  • 情報コミュニケーションセンター
  • ビジネスインキュベーターおよびトレーニングセンター
  • 変電所

情報源:News.mn