国際通貨基金の理事会が2018年3月28日に開かれ、モンゴル国政府が実施している拡大金融プログラム実施の第3段階の評価報告を協議し、承認した。国際通貨基金からのプログラム実施は良好で、経済成長が増加し、予算、外貨準備高の主な目的が実現し、モンゴル国の経済が予想以上に急速に回復していると評価した。
 この結果、3千55万米ドルのプログラム融資が2018年3月30日にモンゴル銀行の口座に入金され、外貨準備高が同規模で増加した。このプログラムで国際通貨基金からモンゴル国に与えられた融資増額は1億5280万米ドルに達した。
 拡大金融プログラムで国際銀行金融機関から2017年に総額7億2800万米ドルの融資がモンゴル国に行われ、2018年に行われる総額8億360万米ドルの融資のうちのはじめの3千55万米ドルの融資が入ってきたことになる。
情報元:Ikon.mn