Fitchはモンゴルの信用格付けをBに据え置いた。モンゴルの中期的な経済成長見通しと一人当たり所得指標がBレベルににかかわるず、外国からの資金調達と中国の原材料供給への高い依存度、資源のナショナリズム、政情不安が足を引っ張っていると報じた。
Fitchのモンゴル経済に関するトピックスは下記のとおり。
 鉱業の発展により、モンゴル経済は過去10年間で拡大し、一人当たりGDPは増加し、債務負担は軽減されたが、今後の選挙は課題となるだろう。昨年は鉱業の影響で経済成長率が7%だったが、今年は4%に低下すると予想されている。Oyu Tolgoi坑内掘り鉱山は昨年3月に開始されたが、2025年からは生産量が大幅に増加すると予想されている。 鉱業を除くインフラプロジェクトなどが中期的に経済成長を支える。インフレ率は今年8%、来年は7%になると予想されている。

情報源:Unuudur日刊紙