ドイツ のFrank-Walter Steinmeier大統領の公式訪問の際に、モンゴルとドイツの関係、協力の文書署名式がおこなわれた。署名式にモンゴルのU.Khurelsukh大統領、ドイツのFrank-Walter Steinmeier大統領が出席した。
  • モンゴル・ドイツ間の戦略的パートナーシップについて共同宣言;
両国の総合戦略的パートナーシップについての文書を2008年に締結した。両国の外交関係50周年、つまりドイツの大統領公式訪問の際に、両国の関係水準を促進させ、戦略的パートナーシップレベルにした。第3隣国のドイツはヨーロッパ諸国から戦略的パートナーシップを締結した初の国になった。モンゴルは現在、アメリカ、日本、韓国、インドと戦略的パートナーシップ関係を築いている。
  • 道路で国際的乗客及び荷物輸送をすることについてモンゴル政府、ドイツ政府間協定;
協定を締結したことでドイツだけでなくヨーロッパの他の諸国と経済、貿易、投資関係を深めるのに重要な推進になる。モンゴルの輸送者らがヨーロッパ諸国に輸送を行うチャンスがより増える。海に面していないモンゴルにとって重要な意義があり、アジア・ヨーロッパ間を経由する輸送の最短の道であるため経済に大きく貢献する。
  • “モンゴル・ドイツのハラホリン遠征”、“モンゴル・ドイツのオルホン遠征”、の協 力を今後継続することについてモンゴル科学アカデミー、モンゴル国立ダイタク、ドイツ考古学研究所間合意;
オルホン渓谷におけるモンゴル・ドイツ共同考古学研究は1998年にN.Bagabandi大統領、R.Khertsogらの庇護の下始まった。20年近く成功裏に実施しているプロジェクトの一環で、歴史的建造物の地形図、発掘、発掘物の研究、社会向け発表、展覧会の開催など総合的な活動を遂行している。協力契約を再度5年間延長することに合意した。
  • “モンゴル・ドイツ共同鉱物資源技術大学”プロジェクト実施についてモンゴルの教育科学省、ドイツのドイツ国際協力協会間協定;
モンゴル・ドイツ共同鉱物資源技術大学は2013年に設立された国立大学。モンゴルの鉱山、プラント生産分野の発展に必要な人材を国内で育成し、研究、イノベーションを発展させ、根付かせるのに重要な義務を遂行している。ドイツ政府の700万ユーロの資金援助で大学の学生寮及び校舎建設プロジェクトを実施している。協定に従い、大学運営、事業向けにドイツから追加で400万ユーロの資金を供与することになった。
  • “裁判、当局の合法的環境改善、能力強化プロジェクト”実施についてモンゴルの法務  内務省、ドイツのドイツ国際協力協会間協定;
ドイツは移行初期の際に開始した法制度を完璧にし、法律、裁判機関の能力強化に支援をし、プロジェクトを実施してきた。この支援を継続し、裁判機関の移行プロセス、分野の公務員及び技術の能力強化について法的助言を与えることを目的に資金援助をおこなう。
  • 特別保護地域支援によりエコシステム保持・保護貢献第2プロジェクト”を実施することについてモンゴルの自然環境観光省、ドイツのドイツ国際協力協会間協定;
特別保護地域に地元住民の支援で持続的マネージメント実施を計画している。顧問サービスは特別保護地域法の改定内容を実施し、特別保護地域のマネージメントを選択したテーマで改善し、自然環境教育、関係を改善することを目的にする。
  • “経済成長、ビジネス支援第2プロジェクト”を実施することについて、モンゴルの経済開発省、ドイツのドイツ国際協力協会間協定;
このプロジェクトは企業の投資、輸出支援サービスの包括性を改善することを目的とする。これにより経済、投資政策を実施する主な参加者の能力、関係性を強化し、投資を支援するツールを改善する。
  • “モンゴルにおける持続可能なエネルギー開発に必要な能力強化プロジェクト”を実施することについて、モンゴルのエネルギー省、ドイツのドイツ国際協力協会間協定;
エネルギー分野改革に関連し、行政、民間セクターの参加者側の能力を強化し、関係性を改善するためドイツ政府が200万ユーロの支援をすることになった。
  • “チンギスハーン、モンゴル帝国時代の歴史を伝える展示会をドイツで共同開催することについて”モンゴル政府実施エージェンシー文化芸術局、ドイツのプロッセン文化遺産基金所管ベルリン国家博物館の“先祖と古代の歴史博物館”間の相互理解覚書;
政府高官らの庇護の下、モンゴルの古代首都ハラホリン、オルホン渓谷の考古学発掘、調査プロジェクトの成果及びその他歴史的取材に基づき“チンギスハーン、モンゴル帝国時代の歴史を伝える展示会”を2026年、2027年にベルリン、ボンで共同開催することに合意した。これはモンゴルを海外に宣伝し、歴史、文化、伝統を紹介し、ヨーロッパの旅行者、ツーリストの数を増やすのに重要な促進になる。上記プロジェクトの一環で、2005年にボンを“チンギスハーンと歴史遺産継承者ら”の展示会をおこなった。


情報源:gogo.mn