2023年の1~11月の実績によると、資本収支は1億1,614万ドルの利益を示した。
モンゴル中銀は、2023年11月末時点の国際収支は9億6,350万ドルの黒字となったと発表した。これは2022年同期比2.2倍の改善となる。2022年11月末時点の国際収支は11億9000万ドルの赤字だった。2023年には、対外貿易額の増加と主要原材料の輸出の急増により、経常収支は4億8,100万ドルの黒字となる。例えば、物品勘定は40億ドルの黒字だったが、サービス勘定は海外からの観光客の増加により赤字が23億7000万ドルに減少した。これは、輸送サービスの支払額が7億4,500万ドル、旅行口座が 6億3,400万米ドル、その他のサービスが9億 9,000万米ドルの赤字によるものだ。
 資本収支に関しては、1億1,614万ドルの利益があり、これは2022年同期と比較して約16%減少した。また、2023年にはモンゴル政府と開発銀行が債券の支払いを行った。 モンゴル中銀によると、その結果、金融口座から6億2,031万ドルが流出した。2023年の第1四半期から第4四半期にかけて、モンゴルで活動する外国投資企業は12億9,000万ドルの直接投資を行った。その大部分はOyu Tolgoiプロジェクトへの投資だった。

情報源:gogo.mn