70MWの蓄電器開発案件の設備設置工事が完了し、実験作業を開始しているとエネルギー省が発表した。実験作業の一環でピーク時に中央地帯のエネルギーシステムに40~70㎿を供給している。蓄電器を操業稼働したことで、中央地帯のエネルギーシステムに毎年5850万kwのグリーンエネルギーを供給する、火力発電所の電力負荷を下げ、温室効果ガスを毎年直接的成果で46万8千トン下げることを関係省が強調している。また、2030年に年間84万2千トンの温室効果ガスを下げることが可能である。
 上記案件の建設作業は今年4月に開始している。冬場のピーク時前に中央地帯のエネルギーシステムに結びつけると共に作業開始している。ソンギノ発電所に結びつけたことでモンゴルの中央地帯のエネルギー統合ネットワークに発生する恐れがある急激な稼働力不足を補い、調整を行い、ピーク時稼働力統合ネットワークに80㎿までを供給し、輸入エネルギーをその容量で下げる。また、消費者に稼働力不足による制限を少なくし、再生可能エネルギー源から統合ネットワークに供給し、火力発電所の停止を回復し、電力エネルギーを供給する等補助的サービスをエネルギーシステムに行う。この案件を中国のJiabgsu Zhongtian Technology、Zhongtian Energu Storage Technologe社の共同コンソーシアムと契約を締結し、建設作業が開始されている。契約額は8千万ドルである。蓄電技術はモンゴルにとって新しい技術であり、ドイツのRWE Technology International GmbHコンサルタントがサービスを行っている。建設現場で140名が勤務し、案件が完全に操業開始した後25の雇用ができる。

情報源:Bloomberg