L.Oyun-Erdene首相は、投資家向けに声明を発表した。
首相は「親愛なるモンゴル国民の皆様、親愛なる投資家の皆様、国際協力パートナーの皆様、モンゴルは本日、2億ドルのサムライ債債務を全額返済し、対外債務の負担から完全に抜け出すことができた。また、10月23日、モンゴル開銀がユーロ債負債5億ドルを自己資金で全額返済した。これはモンゴルが国際社会と投資家に対する義務を堂々と果たせる証拠である。
モンゴル政府は開銀の経営専門知識を国際レベルに引き上げるため、今週の閣議では開銀を本格的な輸出入銀行にするための法的環境を議論し、国会に提出する予定だ。わが国政府にとって、Covid-19パンデミック、戦争の中で汚職と闘い、期限までに外債を返済し、デフォルトから自国を守ることは、現時点における政府の歴史的な義務であった。選択肢は 2つあった。デフォルトになりIMFのプログラムを受け入れるか、それとも思い切った措置を講じるかだ。開銀とErdenes Tavan Tolgoi国営有限会社で実施した汚職対策の結果、モンゴルは、12年間の債務連鎖から抜け出すことができた。年末、モンゴルの財政と国際収支は共に初めてプラスになる傾向にある。現在、外貨準備高は45億ドルに達している。 本日の債券支払いにもかかわらず、外貨準備高が目標水準に維持されていることを投資家と民間部門にお知らせできることをうれしく思う。将来的には、経済のオープン化と透明化の政策を維持すれば、外貨準備高を100億ドルに増やす可能性と計画がある。本日から経済成長がすべての世帯と国民に届くような基本的な条件が整ったことを嬉しく発表する」と述べた。

情報源:Ikon.mn