モンゴル国の現代開発の基盤を構築するには日本国の支援、融資、援助は重要な役割を果たしてきました。日本国の公的開発援助の範囲で新たな国際空港、国立医学大学の教育病院の設置、1000人のエンジニア育成プロジェクト等大規模なプロジェクトとプログラムが実施されています。又、“草の根”プログラムでモンゴル国の多くの社会分野で建設と人道活動等が行われました。そこで我々は在モンゴル日本大使館の大使高岡正人氏とお会いし、二国の社会と経済的な関係についてインタビューしました。

-高岡正人氏、我々の招待を受け入れお話頂きありがとうございました。
-在モンゴル日本大使館へご来館頂き、インタビューして頂いていることに感謝致します。
-高岡正人氏は大使に任命され一年間ぐらい経っていますが、モンゴルに慣れていますか?
-モンゴル国は広大な領土を持っています。人々はとても親切です。一般的に日本人はモンゴルが大好きです。モンゴルに素早くなれています。来日して一番最初に感じたことはモンゴルの若者はとてもファッショナブルだなと思いました。
-元大使T.清水氏はモンゴル語で非常に良く話していました。高岡正人氏はモンゴル語を覚えてますか?
-私のモンゴル語の能力はとても恥ずかしいです。でも勉強しています。
-数日間前、日本モンゴル教育病院建設現場の様子を見学しました、本当に強大な建物でした。日本政府の174億400万トゥグルグの無償資金協力により建設が行われていると報道されていました。感謝したいと思ってました。
-感謝して頂きありがとうございました。日本人はありがとうと言えば大喜びする人々です。教育病院が運営されるまで短い期間が残っています。当病院の運営によりモンゴルの医学が改善され、さらに“国民がもっと幸せな生活”を送って欲しいと思い、期待されています。当プロジェクトを実施するにはモンゴルの国立医学大学の校長と関係者の方々の真剣な努力はとても役に立っています。プロジェクトは成功的に実施されていることを嬉しく思っています。
-今年は日本モンゴル外交関係樹立45周年の記念になっています。高岡正人氏は二国の協力関係のレベルをどのように見ていますか。
-近年、二国の協力関係が急速に発展し、密接な関係を築いたことを嬉しく思っています。日本の外務大臣岸田文雄氏は3月にモンゴルを訪問しました。訪問中には、日本とモンゴルの外務省の間戦略的なパートナーシップを強化するための中期行動計画が作成されました。当プログラムには今後5年間の政治、商業、経済、投資、安全保障、防衛、文化、人道等すべての分野における協力を拡大するための原則と目的が含まれています。その後、様々な行事を開催しました。例えば、日本の衆議院の議員らが始めてモンゴルを訪問しました。又、日本の関係者がモンゴルの新大統領の就任式に参加しました。このように二国の関係が密接であることが表れます。
-モンゴル国の社会経済状況をどのように要約していますか。
-一つの文で答えるのは難しい質問ですね。日本国はモンゴル国を1990年の民主化への移行以来常に支援して来ました。勿論日本人はモンゴル人が大好きという事が一番大きな理由だと思います。モンゴル国は自由と民主主義等重要なものを持っています。ですのでモンゴル国のさらなる発展を信じています。最近ザナバザル名称造形美術館に日本の有名な写真家杉山晃造の写真展が開かれました。彼の写真はモンゴルの自然、社会状況の35年間の歴史を写していました。その写真からウランバートル、どのように発展してきたかを見ることが出来ました、本当に感動しました。
又、日本国で教育を受けた若者たちが国に帰ってきて様々な分野で活躍し成功していることを本当に嬉しく思っています。ウランバートルは急速に発展しています。その一方過剰な都市化により社会的な問題が発生しています。日本でも同じく都市化による問題が発生しています。例えば、大気汚染、貧富の差など。その問題に対し我々は大変心配しています。又、モンゴル国の経済分野における多くの問題があります。したがって経済改革を行い、財政問題を回復させることはモンゴル国の主要な目標になっています。モンゴルは広大な土地を持ち、豊富な天然資源を持っています。それらを元に急速に発展することが可能です。また、国際通貨基金(IMF)の計画を含み国際的な支援を受ける機会が続々増えています。日本国はモンゴル経済の困難な状況を支援するために努力しています。一番最後に850.0000ドルの財政支援を行うことを決定しました。まず、モンゴル国は経済を回復させるために多くの努力をしなければならないということをもう一度言います。
-モンゴル日本二国の関係は様々な分野で発展して来ました。これからはどの分野で協力すれば将来性が高いと思いますか。
 -モンゴル国には大きな熟練労働力があります。それがモンゴルの長所かなと思っています。勿論、モンゴルは広大な土地を持ち、豊富な天然資源を持っています。でも一番大きな財産は労働力です。ですので二国の国民の関係を強化することが重要だと思います。経済的な面では観光分野は一番重要な分野になります。日本とモンゴル二国は非常に密接な友好な関係を持っています。二国の間の訪問は簡単です。これを増やすことが重要です。
モンゴル国は非常に豊かな文化を持っています。その富を世界中に広めることが重要です。ですのでフシギーン・フンディに建設されている、新国際空港を早期に開始することは非常に重要な役割です。空港はその国の玄関口になります。空港が国際基準を満たし、サービスが優れていれば母国の美しい自然や文化を多くの外国人に紹介することが出来るようになります。したがってこの作業を急速に進行させるために、在モンゴル日本大使館は協力を行っています。二国に関しては政治的、芸術的な関係が発展していますがビジネス的な面では、まだ発展していません。でも、これからはもっと発展することが出来ると思っています。昨年経済連携協定が発効しました。モンゴルはこの国際法的枠組みを完全に活用し、 ビジネス関係を発展するために努力する必要があると思います。
-モンゴル国に関しては海外の投資家を誘致することが最大な目標になっています。日本国はモンゴルの社会、経済分野へ投資して来ました。これからはどの分野への投資に関心をもってますか。
-全ての投資に異なる関心があります。モンゴルのインフラへ投資したいと言う企業が沢山あります。その例としてはモンゴル日本教育病院です。この病院は来年に運営開始となります。その後、様々な医療機器の供給と管理の確保に協力したいと考えています。
勿論、鉱業分野への投資に関心があります。数日前、日本から来日されたビジネス代表者30名と一緒にオユ・トルゴイを見学しました。又、エネルギー分野への投資にも関心を持っています。ウムノゴビ県の風力発電所のオープニングセレモニーに参加しました。このプロジェクトは日本モンゴルの企業が協力して行っています。
さらに、ソーラーパネルを含む太陽光発電所の建設に関心があります。これは、再生可能エネルギーがモンゴル と日本の主要な協力の分野になっていることを示しています。. 一方、モンゴルは外国投資を増加させるには法的環境を安定させることが重要です。規則が急速に変更してしまう。だからモンゴルの市場は厳しいと外国の投資家が理解してしまう。7月には日本とモンゴルの官民協議をウランバートル市に開催しました。その時日本のビジネス起業家から様々な目標を設定されました。それらの解決を期待しています。最後に国際通貨基金(IMF)が承認したプログラムと経済回復のプログラムを確実に実施し国際的な信頼を再び得ることがモンゴル国の重要な課題となっています。
-防衛分野で二国はどのような関係を持っていますか。モンゴルの軍隊要員は日本国の軍事工学学校で訓練を受けていますが。
-モンゴル日本二国の協力関係は政府、経済、社会、文化等全ての分野で急速に発展している中防衛分野での協力関係が一定のポジションになっていることを大変嬉しく思っています。2012年に“防衛協力の向上に関する覚書”に署名してから二国の防衛分野の協力関係が新たの段階に上がり急速に発展しています。私たちはあらゆる段階の相互訪問、地域の安全保障問題に関する情報交換、諮問会議、軍人訓練、軍事エンジニア、軍病院等様々協力を行っています。特に二国の防衛協力の範囲で軍事エンジニアと軍病院の二つの基礎分野を特定し協力関係を実施しています。二国の協力関係の範囲で2016年2月にモンゴル軍の軍事エンジニアらが日本国の軍事工学学校で訓練を受けました。モンゴル軍の軍事エンジニアと日本国の自衛隊の訓練チームと協力し協力訓練を実施しています。.
-現在、日本国でどれぐらいのモンゴル人在住していますでしょうか。これについての調査はありますか。
-日本国では約9000人のモンゴル人が住んでいます。その中留学しているのは約2200人ぐらいです。留学生の多くが医学、教育、科学の勉強をしています。モンゴル国立大学から日本国へ留学した学生達がモンゴル初の衛星を作りました。その衛星を宇宙に設置することに成功しました。又、モンゴルの三つの学校が日本の教育システムを取り入れた教育を行っています。
-日本国のビザを申請する人々の数は増えてますか。
-昨年、約17500のビザが発行されました。それ以来、数が増えているかどうかをまだ分かりません。
-今後数年間、日本国へ50000人の技能実習生を送り出すという報道があります。日本は一定のクォータ数を設定していますか。
-新法定の範囲で技能実習生制度を実施します。モンゴル国民は当制度に関して興味深くもっていることは我々は理解しています。勿論、優秀な人材が沢山行って欲しいと思っています。各国から受け入れ可能なクォータ数は出していません。オリンピックの建設に関する建設就労者の受け入れに関するクォータ数も出していません。したがって、基準を満たす者は誰でも申請することが可能です。
-日本の若者は黒職を嫌がって働かなくなった、これに続いて、労働力が減っていると聞きましたが。これは本当ですか。
-日本では子供の数が減少しています。したがって、労働人材の数が減少していることは現実です。これは日本社会の一番多きな問題となっています。これに続いて日本の沢山の企業が労働人材を探しています。それから色んな方法を使っています。例えば、自動アプローチを作成し、出来るだけ少数の労働人材で事業を行う可能性を探しています。
-朝鮮半島の問題に対する高岡正人氏の立場を教えてください。
-これは非常に深刻な問題です。北朝鮮は核計画を行っています。ロケットを発射しています。それらの脅威はこれまでにないレベルに達しています。したがってわが国はこの状況を非常に重大な問題と見ています。我々は国際社会へ完全に信頼し、圧力と要件をかけることが非常に重要になっています。
-高岡正人氏は大使に任命され一年ぐらい経ちました。これからは何を一番気をつけて勤めたいと思っていますか。
-これは直接答える難しい質問ですね。勿論、新国際空港が運営開始すれば私にとっては一番大きな目標が達成されます。モンゴル国は経済の安定を確保するには非常に慎重に動き、もっと強力な国になって欲しいと思っています。二国はアジア太平洋地域又、世界中に協力出来るように協力関係を拡大することを望んでいます。又、外交と安全保障等の諮問会議と緊密に連携しています。その意味で、国連の平和維持活動にモンゴル兵が参加されていることに光栄致します。
U.サランゲレル、国家郵便