:11月24日、「モンゴル資本市場デー2023」が中国・上海で開催された。イベント中にモンゴル証券取引所および上海証券取引所との間で、株式市場の発展、情報交換、株、債券、投資ファンド商品の開発、コーポレート・ガバナンスの改善、インフラの拡充、共同商品の生産などを目的とした覚書が締結された。モンゴル証券取引所と上海証券取引所が共催したこのイベントには、中国から約70の証券会社や投資ファンドの代表者が参加した。また、この日、金融規制委員会のT.Tserenbadral副委員長、モンゴル証券取引所のH.Altai事務局長ら関係者が上海証券取引所の王波副総裁と会談し、今後の協力について話し合った。
 モンゴル金融規制委員会のT.Tserenbadral副委員長は、「金融規制委員会は、プロの投資家、特に外国投資家の株式市場への参加を増やすことに注意を払っている。今回のイベントが重要な成果をもたらすと確信している。モンゴルの資本市場は過去 3 年間非常に活発だった。
 株式市場の価値は3兆MNTから10兆MNTへと3倍になった。取引高の増加など、多くの前向きな変化があった。 また、昨年9月、当社の株式市場は、国際株価指数の計算と調査のリーダーであるFTSE Russellの「フロンティアマーケット」市場カテゴリーに登録された。国際銀行や金融機関は、モンゴルの経済成長は安定的に続くと予測している。 例えば、アジア開発銀行は来年の経済成長率が6.4%になると述べ、世界銀行は2024~2025年の経済成長率が6.3~6.8%になるとの予測を立てている。 このイベントが時価総額で世界第3位の上海証券取引所の協力を得て、中国の金融市場の中心地である上海で開催され外国投資家の注目を引っ張る重要なイベントになった」と述べた。

情報源:Unuudur日刊紙