- モンゴルの経済は今年になってから急速に回復している。IMFとしてこの成長がどの程度持続的だと見ているか?成長を持続するのに政策的などんな助言をするか?
- 鉱物原料の輸出が増えることで外貨が入る流れが上昇し、モンゴル経済に好影響を与えている。循環傾向の回復だと見なしている。この回復が長期的・持続的に保持されるかは課題のままである。今年の良い変化を利用して外貨準備高をつくり、組織改革、変化を実行するのが正しいと助言を与えている。
- 経済は循環の最中だと述べた。モンゴルはこの回復をどれほど長く保持できると考えているか?
- モンゴルはオープンな経済の他、鉱物資源輸出に大きく頼っている。そのため経済循環が外国市場に関係する鉱物原料価格、生産に関係することがよくある。この循環がどれほど長く続くかを予想するのは難しい。しかし直面する恐れがあるいくつかのリスクがある。例えば中国の経済が今後どうなるかは1つのリスクだ。
- 次の1つのリスクに外国債を強調している。今後5年間で年間平均9億7500万米ドルを負債として支払うべきだと見れば、比較的高い圧力だと見ている。モンゴルと同様の経済構成の他の諸国と比較するとどんな予想がされるか?
- 政府のみならず民間セクターの負債を再融資することができるか否かが、今後直面するリスクの1つになっていると多くのオブザーバーらが述べている。財務省、モンゴル銀行が今年初めにスマート政策を固守したと発表した。財務省は今年第1四半期に支払われるべきだったユーロ・ボンドを成功裏に再融資できた。しかし、今後、巨額のローンが待っている。その他、モンゴルの外国負債の国内総生産に占める割合はかなり高いため、民間セクターは困難な状態だ。この困難な状態を調整するために我々はモンゴル経済にちょうど今、遭遇している良い時期を利用して資金を増やす必要があると助言したい。言い換えれば、より多くの予算の節約をおこない、ローン返済に準備することで、今後、負債を再風刺する際に生じる恐れがあるリスクを減らすことが正しい。これと同様に中央銀行も外貨準備高を増やす良いチャンスが来ている。外貨準備高は今年になってから少しずつ増えているが、十分なレベルに達していないのは変わりない。そのため我々の助言は経済資金を増やし、招待の予定負債を返済する準備をすることに向けている。
情報源:Bloomberg