- Zuuvch Ovooウランプロジェクトは 1997年に探査作業が始まり、2010年に鉱床が正式に発見され、2021年からは世界の先進国でテストされているインシチュリーチング法(in situ leaching、 原位置浸出法)による技術試験が行われた。 技術試験が終了してから1か月以上が経過している。
- 同社のG.Badrakh事業担当者は2年間の技術試験の過程で自然に悪影響を与えず10トンのウランを採掘したと述べた。
- Zuuvch Ovoo鉱床、Dulaan Uul鉱床の確定埋蔵量は100,345トン、可採埋蔵量は70,000トンだ。これは過去20年間、確定された最大のウラン埋蔵量である。年間2,500トンを採掘できる。
- 2019年から2021年にかけて、Badrakh EnergyはDornogobi県に35億MNT、ライセンス料金として10億MNT、土地利用料金として10億MNT、2006年以来地元開発に78億MNTを費やした。投資協定が締結されたら、2025~2028年にプラントを建設する予定である。フル稼働で生産すると、年間 2500 トンのウランを採掘できる。
- Badrah Energy社のMark Meleard社長は、投資協定が締結されれば、プロジェクトの総投資額は16億米ドルとなる。 また、採掘期間中にモンゴルでは20億米ドルの税金と手数料を支払うと推定されている。同年には、地元の社会経済開発プログラムに100万米ドルを投資する予定だ。フランスで確立された議定書に従って、モンゴル政府は優先株主になることに同意した。 その結果、モンゴル政府は投資する必要はない。採掘が開始時から優先株主から10%の配当を受け取ることで合意に達した。
- Erdenes Mongol国営株式会社のNarantsogt社長:当社はOyu Tolgoi社の普通株式の34%を所有している。一般株主が配当を受け取るのは、投資契約が締結され、法律に従ってプロジェクトが収益を上げた後でのみであり、ロイヤルティは5%で恩恵は低かった。 今回も過去の大型プロジェクトで犯した過ちを繰り返さないため、当初からプロジェクトの収益性に関わらず10~19%のロイヤルティ、製品は販売されてから10%の配当を受け取る取り決めを投資協定に盛り込む予定だ。
情報源:news.mn