モンゴルのU.Khurelsukh大統領は、中国北京で開催されている第3回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムに参加している。10月17日、U.Khurelsukh大統領はロシアのV.V.プーチン大統領と会談したところ概要は下記のとおり。
  • U.Khurelsukh大統領は、両国間の包括的な戦略的パートナーシップを深化し充実させるためには、貿易税の減税と、インフラおよびエネルギー分野における主要プロジェクトやプログラムの共同実施の重要性を強調した。
  • 両大統領は、モンゴルがロシアに輸出する肉、肉製品、羊毛、カシミア、皮革、その他の農牧産物に対する減税問題について、近日、ウランバートルで開催される政府間委員会の定例会議で議論し、解決することで合意した。
  • 両国首脳は、モンゴルとロシアの協力の象徴である「Ulaanbaatar Railway合弁会社」の効率化に向けた改革やモンゴルの西部垂直鉄建設プロジェクト、モンゴルの東部垂直鉄道建設プロジェクトへの協力などについて意見交換した。
  • V.V.プーチン大統領はロシアがモンゴルに燃料とガソリンを継続的かつ安定的に供給すると述べ、U.Khurelsukh大統領は感謝の意を表明した。
  • モンゴルの増大するエネルギー需要を満たすことを目的とした協力の枠組みの中で、当事者はEg川で水力発電所を建設する問題を詳細に検討することを決定した。
情報源:Montsame