U.Khurelsukh大統領のフランスへの国賓訪問の一環として、モンゴル政府とフランスのOrano Groupとの間で、投資協定草案のための作業部会の交渉議定書に署名した。これにより、2023年以内に投資協定を締結することが可能となった。その際、モンゴル側はプロジェクトに対する投資や財務上の義務を負わないが、経済的、技術的リスクを伴うことなく協力条件に合意した。 言い換えれば、モンゴルは一ドルも借金を負わず、その恩恵を直接受け取ることになる。このプロジェクトは準備、生産、修復という 3 つの主要な段階で構成され、47 年間続く。 準備作業は2024年から2027年に完了し、製品は2028年から2060年に生産される予定だ。修復工事は2061年から2070年までの9年間続く。
暫定的にMon Atom社は、投資や財務上の義務を負うことなく、10%の優先株式を無償で所有する。 優先株の所有権に関しては、基本ロイヤルティを5%、モンゴル側の所有権に関する特別ロイヤルティとして5%を加えることに合意するとともに、浮動ロイヤルティを追加して全ロイヤルティを合計19%までの水準で合意した。
 推定売上収益は年間 3億6,700 万USDである。モンゴルはこのプロジェクトから 43億USDの純利益を得ることができる。また、年間9,550万USD、総額32億USDの税収、年間4,700万USDのロイヤルティ、総額15億5,000万USDのロイヤルティを取ると推定されている。モンゴル側は10%の優先株権という事前に取り決められた条件のもとで、4億ドル以上の追加配当を受け取ることになると推定されている。
さらに、Badrakh Energy社の全従業員の96%はモンゴル国民であり、そのうち30%は地元住民であり、700人以上の新規常用雇用を創出する予定である。

情報源:eagle.mn