―ロシア政府はモンゴルに融資することを表明した。政府間委員会は融資をどんな分野、プロジェクトに使うことで合意したか?
―モンゴル政府は融資をエネルギー、鉄道分野に使うことに関心があることを、委員会会議の際に表明した。このソフトローンをモンゴル政府が取る大気汚染対策の重要な措置として、第3発電所の稼働力増加、第4発電所の1~4タービンの革新、さらにロシアからの融資の主な部分をウランバートル鉄道の基礎網改善、稼働力増加に使う計画である。
―融資規模は明確になったのか?
―融資規模について話すのはまだ少し早い。両者が調査を行う必要があるため、現在のところ融資規模は明確ではない。
―ロシア政府奨学金で学ぶ学生数を2018~2019年度から500人にすることになった。どんな専門で学ぶ学生を増やすか?
―自然科学、エンジニア、テクノロジー、農業の専門家をロシアで養成したい希望を表明した。今回の政府間委員会会議の際に、科学分野で行われた大きな歩みで、モンゴル国に原子力科学・技術センターを建設することについて、モンゴル国の原子力エネルギー委員会、ロシアの原子力エネルギー“Rosatom”国家コーポレーション間の相互理解覚書に署名をした。
―モンゴル・ロシアの貿易循環が13億米ドルになったが、この3%をモンゴルの輸出が占めている。ロシア向けの輸出を増加させるどんなチャンスがあるか?
―モンゴルはロシアに食肉、肉加工品、カシミア、革製品など伝統的な製品を供給し、輸出を増やす方面を重要視する必要がある。このために、2つの問題を解決しなければならない。一つ目は、家畜の伝染病を減らすことだ。我々はロシアから家畜の主な感染症予防の720万トンのワクチンを購入することを話し合い、合意した。二つ目は、ヨーロッパ・アジア経済委員会の支援を受けることだ。
―モンゴルはヨーロッパ・アジア経済委員会と自由貿易協定を締結するのに、ロシアのロビーが強い支援になるのは不可欠か?
―ロシアのA.V.Dvorkovichロシア政府副首相は会談の際に、ヨーロッパ・アジア経済委員会の自由貿易協定に参入するモンゴルの希望を支持し、他の加盟国の決定に影響を与えることを望んでいることを再度述べた。ロシア側は支持する意向であることを公式に表明した。
情報元:News.mn