8月4日、アメリカ公式訪問中のL .Oyun-Erdene首相は、Googleのワシントン支社を訪問した。同社経営陣との会談で首相は、モンゴルは伝統的な遊牧民の遺産と現代技術を組み合わせることによって電子的な移行を進めていると強調した。また、
Googleはモンゴルで製品やサービス、プログラムの拡張を教育分野の電子移行を支援する方針で開始し政府との協力を決定したことに感謝の意を表明した。
Google(アメリカ、カナダ)政府関係・公共政策担当副社長、Mark Isakowits氏は、わずか数年でモンゴルの国連電子政府開発指数の目覚ましい上昇は、デジタル技術を導入して社会と経済の改善を図る国になろうという同国の野心を示していると強調した。会談の結果、情報技術分野のリーダーであるGoogleの製品とサービスがモンゴルに持ち込まれることになった。双方はモンゴルの長期開発政策「ビジョン2050」を支持する共同声明を発表した。
また、YouTube LocalとAndroid決済サービスをモンゴル市場に導入するための協力をも開始することになった。モンゴルでのこれらのサービスの導入により、スタートアップやアプリ開発者は Android in-app purchaseを通じて収入源を得ることができ、モンゴルのコンテンツクリエイターは YouTube を通じて収入を得る機会が得られる。 Googleは、これらサービスの本格導入に向けて必要な準備を短期間で実施すると発表した。Googleは、モンゴルの教育分野で1万人の教師の電子スキル化するプログラムを実施することに同意した。これらの教師は、将来的に他の教師を訓練する予定だ。
また、モンゴルの若者に幅広い機会を開くため、サイバーセキュリティ、データ分析、プロジェクト管理、電子商取引、マーケティング、ITエンジニアリングの分野で「Google Career Certificate」プログラムに1千人の若者を含める支援を提供する。このプログラムは、若者に電子業界で成功するために必要な世界クラスの知識とスキルを身につけ、熟練した専門家として育成することを目的としている。この機会にL .Oyun-Erdene首相は、モンゴル政府とGoogleの協力が新たなイノベーションの波を生み出し、モンゴルの経済成長を促進し、地域テクノロジー分野のリーダーになれるとの信念を表明した。

情報源:Itoim.mn